2-F 第1段落と最終段落はしっかり+他段落は頭とお尻
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Shirasu - Don / at Maple Cafe / Ibaraki
生徒S: 英文を読むとき、どこを読めばいいですか? 全文読まないとだめですか。
先生T:理想はそう。でも段落の最初と最後の部分だけ目をとおすだけでも設問に答えられる場合が多い。
生徒S:もっと早く言ってくださいよ。
先生T:ごめんごめん。共通テストにも通用する。具体的には読むところは以下の通りだ。
第1段落
①タイトル+図を読む トピックに 見当をつける。
②設問を読み、キーワードを抜き出す。 ターゲットを絞る。
③第一段落を読む 大枠をつかむ。
④キーワードを探して読む。 直前、直後に解答の手がかりあり
第2段落〜最終段落の直前の段落
段落の頭の3〜4行、お尻の3〜4行だけまずは読む。
キーワードの前後をよく読む。
最終段落
結論が述べられている。
important / should / 命令文 / があるところは、筆者の意見がでてきやすい。
先生T: また、段落ごとに、簡単なメモを書き残すんだ
生徒 S: え、メモを書いている時間なんてありませんよ。
先生T:2語から3語でいいんだ。自分がわかればいい。
生徒S:段落ごとにメモを残すメリットってなんですか?
先生T:僕らは 目の前の英文の理解に精一杯で、前に書いてあったことまで覚えていられないんだ。だから「この段落は結局◉◉が言いたいんだよな」と頭でまとめ、メモを余白に残す。メモを取ることで次のようなタイプの問題に対応できる。
段落の要旨を問う問題
英文にタイトルをつける問題
2つの文章で共通していたこと、共通してないことを選ぶ問題
生徒S:メモの効用ですね。これと「4つの文脈」、「筆者の主張を見つける方法」を合わせれば、かなり読解に役立ちますね。
先生T:そうだね。一文一文精密に読めることはとても大事だ。それを土台に、おおまかに段落の要旨をつかむ読み方もするんだ。精密読みと要旨読み。この2つを行ったりきたりしながら英文を読む。段落の要旨が分かると、英文の一部分の意味が掴めなくても、全体の流れはつかめるから、ある程度想像はつく。
論説文はね、 仮の答え(=段落の要旨)をもってから問題の選択肢を読むと、スラスラ答えられるんだ。